大島博編集・校訂の『冬の旅』

美声のテノールの大島博氏が編集・校訂したシューベルトの歌曲集『冬の旅』の楽譜が出版されていることにアマゾンの広告で気が付き、早速購入しました。

演奏家ではない、普通のリートの愛好家にとっても極めて親切な編集になっています。

巻末にドイツ語の対訳が掲載されているのですが、その点は他の楽譜と同様ですが、ドイツ語の単語の上に、日本語の意味が表記されており、ドイツ語を読むうえで非常な手助けになります。

また原詩と歌詞の相違点なども解説されています。

これだけでも、この楽譜の価値は十分ありますが、さらに詳しい曲ごとの解説があり、自筆譜と出版された楽譜との相違点などについても解説されています。

さらに楽譜の方は、ドイツ語の歌詞だけではなく、松本隆の演奏用の訳詞も掲載されていて、実にいたれりつくせりの楽譜になっています。

以前、大島博氏の師匠の原田茂生氏が編集した『シューベルト歌曲選集には、石井不二雄氏の歌詞の対訳がついていて、今回のものと同様にドイツ語の単語の上に日本語の意味が表記されていて、非常に便利だったのですが、3大歌曲集は含まれていなかったので、今回の『冬の旅』の楽譜は、愛好家にとってきわめてうれしいものとなっています。

今後も『美しい水車屋の娘』や『白鳥の歌』の楽譜がでることを期待しましょう。

ついでにと言ってはなんですが、『冬の旅』の動画を貼っておきます。

ヴェルナー・ギューラのテノールの『冬の旅』の動画です。日本ではあまり有名ではない人みたいですが、いい歌をうたっています。

雨(La Pioggia)聴き比べ

1969年のサンレモ音楽祭で、イタリアのジリオラ・チンクエッティとフランスのフランス・ギャルによって歌われた雨の聴き比べです。

まずは日本語訳のついた動画です。チンクエッティの動画に日本語訳がついています。

ジリオラ・チンクエッティの歌です。

次はサンレモのパートナーのフランス・ギャルです。

ジリオラ・チンクエッティの最近の動画を紹介しましょう。

これは1993年の東京ライブ。

これは2016年のライブ。

これも2016年のライブ。どういう状況で収録されたのか、もしかするとリハーサルかもしれません。

次は日本人によるカバー。

伊藤ゆかり・中尾ミエ・弘田美枝子の3人の歌です。

次は本田美奈子のカバーです。

佐藤まゆみのカバーです。

リリー・マルレーン聴き比べ

1939年にララ・アンデルセンが録音し、その後、マレーネ・ディートリッヒの歌で有名になった曲です。

まずはオリジナルのララ・アンデルセンの歌です。

次がマレーネ・ディートリッヒです。

つぎはカーロ・ブティによるカバーです。

次はミルバによるカバー。

次はウテ・レンパーによるカバー。実にしっとりした歌です。

次はコニー・フランシス。