これも永竹由幸監修のオペラ名作鑑賞のDVD。
マリア・カラスと人気を2分したレナータ・テバルディの出演した「トスカ」。
1961年のシュトゥッツガルト歌劇場の公演の録画。
指揮がフランコ・パタネ、カバラドッシがユージン・トービン、スカルピアがジョージ・ロンドン。
テバルディのトスカはこれ以外にもNHKのイタリアオペラでの映像も残っています。
マリア・カラスは「トスカ」の2幕の映像が残っているだけなのに比べて、テバルディはあの当時の歌手にしては映像が多く残っている方でしょう。
他にも「オテロ」や「アンドレア・シェニエ」や「運命の力」などの映像が残っていますし・・・。
この「トスカ」、テバルディの独り舞台といってもいいでしょう。
気品のある舞台姿に、聴衆の脳天を直撃するような超絶的美声、生で聴いていたらたまらなかったでしょうね・・・。
テバルディの映像はユーチューブになかったですが、デル・モナコとの全曲盤が対訳付きでありました。