11月10日には、堺にできたフェニーチェ堺でホセ・カレーラスのコンサートを聞いた。

佐渡裕の指揮の日本センチュリー交響楽団が伴奏。
前半はカレーラスのソロ・コンサート。
後半はソプラノの藤井玲南とバリトンのキュウ・ウォン・ハンを加えてバーンスタインの曲を歌うという趣向。
思えば、ホセ・カレーラスを舞台で最初に見たのが、40年前のイギリスのロイヤル・オペラの引っ越し公演で、大阪のフェスティバルホールで『トスカ』を聴いたのが最初でした。
この40年間、彼の美声に浸ることが出来たのは、幸運なことでした。
今回は、あの声を聴くことができただけで満足でした。
本当は、マイクを使わない、ピアノ伴奏のコンサートの方が、より楽しめたでしょうが・・・。
下はホールの客席の様子。黒ベース、いつものホールとは違う雰囲気でした。
