朝比奈隆のCDやLPでショパンはでていませんが、
朝比奈が大阪フィルを指揮して、
時々ショパンのピアノ協奏曲を取り上げていたと記憶します。
大阪フィルは新春と夏に名曲コンサートを開いていて、
名曲コンサートで中村紘子と朝比奈隆のコンビで、
チャイコフスキーやショパンのピアノ協奏曲をとりあげていました。
朝比奈のCDはたくさん出ていますが、
ショパンはようやく先月に1枚でました。
なんと朝比奈の音源で一番古いものになる1949年の放送録音です。
タワーレコードのホームページの説明は以下のようです。
『日本最古のショパン「ピアノ協奏曲第一番」全曲録音!
臨場感溢れる感動的な演奏をお楽しみください!!
ショパン没後100周年である1949年。日本はまだ戦後4年という、過酷な状況にありました。
その時代を鼓舞するかのように演奏された二人の天才によるショパン「ピアノ協奏曲第一番」のラジオ放送の録音が発見されました。
これは日本最古のショパン「ピアノ協奏曲第一番」全曲録音です。当時の好事家による私家盤であり、アルマイト盤であるため保存状態が悪い部分があります。しかし、当時の情熱的な演奏を偲ぶことができる唯一の音源です。ぜひ臨場感溢れる感動的な演奏をお楽しみください。』
とあります。
これも買って聞いてみるつもりです。
私がドイツ滞在中に朝比奈隆がNDRに客演しリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」を振りましたが、
そのときハンブルグでは前半にショパンのピアノ協奏曲、後半にアルプス交響曲、
リューベックでは前半にベートーベンのピアノ協奏曲4番(CD化されてます)と後半にアルプス交響曲が演奏されました。
私はハンブルグとリューベックで1回ずつ聴きました。
そのときのライブがユーチューブに上がっていました。
ピアノはワイセンベルグでした。
1楽章です。
2楽章です。
3楽章です。
次はクリスティアン・ツィンマーマンのピアノでNHK交響楽団での演奏です。
朝比奈隆のマイナーなレパートリーの音源も段々出てきますね。
ユーチューブでCDではきけないレア音源が聴けるのはうれしいですね!!