Louvre Museum Pyramid Building  - pierre9x6 / Pixabay

歌曲

ジェラール・スゼーのレア音源

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私が実演に接することが出来た美声のバリトンというと、

ヘルマン・プライ、フィッシャー・ディスカウ以外に、

ジェラール・スゼーも忘れられない。

   

と言っても、上記の3人、全盛期には聞いていないが・・・

   

まずはジェラール・スゼーの1954年の「詩人の恋」。

    

1918年生まれなので、36歳の時の録音。

   

実に美しい声、みずみずしい美声を堪能できる録音です。

伴奏はジャクリーヌ・ボノーです。

ヘフリガーも初期の録音では、ジャクリーヌ・ボノーの伴奏で録音してますね。  

次はシューマンの「リーダークライスop.24」です。

次は1959年のパリのライブでシューベルトの「冬の旅」。41歳の時です。

次は1966年のライブ。シューベルト、ドビュッシー、プーランク、ルーセルの歌曲を歌ってます。この時48歳ですね。

次は1985年のライブ。この時67歳ですね。

これは1985年のライブ。

わたしがスゼーを聴いたのは確か1982年と80年代の中ごろ。

最初がフランス歌曲の夕べで、2回目がドイツリート、シューベルトやシューマンの歌曲でした。

   

この録音で聴いてわかるように、

80年代では50年代や60年代のような声の美しさはありませんが、

フランス歌曲のうたいくちのうまさ、感動的でした。

   

またアンコールで歌った中田喜直の「おやすみなさい」、

まさに絶品でした。

    

最近では日本では忘れられた名歌手になって、

CDも滅多に再発もされてないのが寂しいですね。

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