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自己啓発

子どもに対してのアンガーマネージメント:子供への暴言をやめる3つの方法

子育てをしていて、つい怒ってしまう、イラっとしてしまうということは良くあります。

    

そんな時に、子供に暴言を吐いてしまったり、ヒステリックに怒ってしまったりということがおこりがちです。しかし、怒ったり、暴言を吐いた後で後悔することも多いようです。

この暴言がもとになって、感情的にこじれてしまって、さらにいうことをきかなくなり、また怒って暴言をさらにはいてしまうという悪循環におちいりがちです。親子というのは、職場の人間関係と違い、接触する時間が長いので、怒りが爆発する機会も多くなります。それだからこそ、怒りをコントロールすることは大変重要になってきます。

   

今回、アンガーマネージメントで怒りを抑えて、暴言を吐かないですむ方法についてまとめてみました。

    

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目次

1.6秒ルール、タイムアウトと組み合わせると効果的

アンガーマネージメントの基本中の基本に6秒ルールというのがあります。これはどういうものかというと、怒りを感じた時、怒りのピークは6秒でおわるというものです。したがって、怒りの頂点に達したときに、6秒さえやり過ごすことができたら、怒りの頂点の時に怒りを爆発させるのではないので、比較的冷静に対処できるようになることができます。6秒ルールというのは、怒りを感じた時、かずを数えたり、深呼吸をしてまず6秒やり過ごしましょうというのが6秒ルールというものです。

怒りの度合いが激しいと、6秒やり過ごしただけでは、まだ暴言を吐きそうになるかもしれません。そういう時は、アンガーマネージメントの基本テクニックをいくつか組み合わせるといいでしょう。

   

一番良いのがタイムアウトという方法で、一時退散して怒りをしずめるのです。なんらかの口実を設けて、洗濯物をとりにいってくるとか、もうご飯を炊き始めないといけないとか、家事をしてれば口実に事欠かないかと思います。いったんその場を離れ、気分を落ち着けて、コーヒーやお茶を飲むのも良いでしょう。好きな曲を聴くのも良いでしょう。

とにかくリラックスして、気分転換することです。

こうすれば、暴言を吐くことも回避できる可能性が高くなります。

Sisters Grumpy Crossed Arms  - jty11117777 / Pixabay
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2.子供に対する考え方を変える

これまでは、子供に怒りを感じた時に、怒りを爆発させないようにする方法について説明してきました。しかし、子供に対する考え方をかえると、自然と怒りを感じることが少なくなります。怒りを予防するのです。

    

マシュー・マッケイ、ピーター・D・ロジャーズ、ジュディス・マッケイ著の「怒りのセルフコントロール」の中で子供に対する怒りに関した章があり、考え方を変えると子供に対処しやすくなることが説明されています。子供にあまり怒らない親がどういう考え方をしているのか書かれています。

紹介してみましょう。    

【あまり怒らない親が使う7つの対処思考】

1.こういう年ごろなんだ。子供はみんなこういう段階をと通っていかなければならないんだから。

2.この子くらいの年齢なら、これが当たり前だ。

3.本気でとらない方がいい。ユーモアを忘れないでおこう。

4.これは、ただ衝動的にやっているだけで、自然なことだ。

5. 別に私を怒らせようとしてやっているんじゃない。この子は今、こういう風にしかふるまえないんだ。

6.このこが(泣く/怒る/じゃまする/注目をひこうとする、など)のも仕方がない。

7.とにかくなんとか乗り切ろう。大丈夫、私ならできる、怒る必要なんかない。

この年頃の子なら普通なんだと考えることで、怒りが軽減されます。

是非、こういう考えもあるのだと理解して実践してみましょう。

    

Hand Writing Notebook Pen Letter  - Sozavisimost / Pixabay
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3.アンガーログをつける・・・自分の怒りを分析する

自分の怒りの原因を知ることは、自分の怒りが正統なのか、怒りすぎなのか、判断するうえで重要です。自分がどういう理由で良く怒るのかを分析するためにもアンガーログをつけましょう。

   

アンガーログというのは怒りの日記とでもいうべきもので、怒ったときに、日時、状況を後から思い出せる程度に詳しく書いていきます。

   

起こった回数があるていどたまってきたら、読み返して、自分がどういう価値観に基づいて起こったのか分析していきます。

   

この年頃の子供だったら、これくらいのことができてあたりまえだと思っていて、それができないで怒ってしまったなら、怒りがおさまってからやさしく教えておくなどの対処法がとれますし、怒ったけれど、まだ出来ないことも普通だよなと思えば、次回から怒らなくて済むようになります。

    

こういう風に自分のいかりを客観視できるようになるので、是非、アンガーログをつけてみましょう!!

   

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。参考になりましたでしょうか。

日常生活で疲れて、ついつい子供に暴言を吐いてしまうことがあるという方は、是非参考にしていただけると幸いです。6秒ルールやアンガーログをつけるというのはよく言われることですが、子供に対する考え方を変えるというのは怒りを根本から解消できるのでお勧めです!!

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